写真を見返してみるとなんだかイマイチだなと思うことはありませんか?
それはきっとただ何となく撮っているからではないでしょうか。
そんな時はしっかりと構図を考えてみましょう!
一番見せたいものは何なのか。余計なものは写ってないか。
などなど構図をしっかりと決めることでバランスよく、見栄えのいい写真を撮ることができます!
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フレーミングや構図を決める
フレーミングとは撮影する範囲を決めること。
構図はフレーミングした後に、その範囲内の画面を写真的に構成することです。
構図を決めるためには
一番見せたいもの、撮りたいものに的を絞ることが大切です。そのために画面構成をします。
Canon EOS 5D Mark II+EF24-70mm F2.8L II USM・27mm・1/125秒・F4.0・ISO640
ワインを主題として撮影
「いいなぁ」と感じて写真をそのまま撮っても、いい写真になるのかと言われればそうではありません。
なぜなら「いいなぁ」と感じた時は眼で見た景色だけではなく、音や匂いなど五感を使った感動だからです。
実際に見ている景色と写真に写っている景色は違うものです。
なのでそのことを意識して構図を決めてシャッターを切りましょう。
画面を整理整頓する
でも「いいなぁ」と思った景色と同じような写真を撮ることは不可能ではありません。
そのための方法として基本的なことが「画面を整理整頓する」ことです。
せっかくの景色でもフレーミングした画面に余計なものが写っていては台無しになります。
- 余計なものが写らないようにカメラアングルを変えてみる
- アップになるようにフレーミングしてみる
- カメラを縦位置にして構えてみる
こうした工夫がフレーミングと構図の基本になります。
Canon EOS 5D Mark II+EF16-35mm F4L IS USM・16mm・1/200秒・F10・ISO100
台北101とショッピングモール どれが主題なのかはっきりしない
Canon EOS 5D Mark II+EF16-35mm F4L IS USM・35mm・1/250秒・F10・ISO100
台北101だけにして主題をはっきりさせる
写真は引き算
よく写真は引き算だと言われますが、その意味は「余計なものは画面から消す」です。
そうすればテーマがはっきりします。
引き算をする方法
- 前に出ること
- ファインダーまたはライブビューの隅々までよく見ること
被写体に近寄ることで周囲に写っていた余計なものが画面外にカットされます。
画面の中央ばかり見ていたら周りに写っている余計なものを見落としてしまします。
なので近づく、そしてしっかりと隅々まで見て余計なものをカットしちゃいましょう!!
Canon EOS 5D Mark IV+EF24-70mm F2.8L II USM・41mm・1/30秒・F5.6・ISO320
ターフや椅子、左にある電工ドラムが気になる
Canon EOS 5D Mark IV+EF24-70mm F2.8L II USM・70mm・1/60秒・F5.6・ISO320
撮影対象が炭火で危ないので近寄らずにズームして大きく撮影
構図の決め方前編まとめ
- 番見せたいものや撮りたいものに的を絞る
- 余計なものが写らないように「引き算」する
そのために前に出たりカメラアングルを変えたりと工夫しながら撮影することが大切です!
前編はここまで。
後編では引き算をした後どうするのかについてお話します。
後編はこちらから
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