カメラ 初心者講座

脱初心者!イメージ通り写真が撮れる測距エリアモードとAFモードの設定

2019-10-03

撮影する際に思ったところにピントが合わない・・・と経験したことはないですか?

それは自動選択AFというのを使っているからです。

AFにもモード設定があり、今回は誰でも簡単に思ったところにピント合わせができる方法を紹介します。

この記事を読めば前後のボケをコントロールすることができ、すぐにでも印象的な写真が撮れるようになります!

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測距エリアモードとは

オートフォーカスでピントを合わせる場所は、ファインダー内にフォーカスポイントとして表示されます。

フォーカスポイントを選ぶことで、ピントを合わせる場所を変えることができます。

複数のフォーカスポイントの中からどのフォーカスポイントでピントを合わせるかは、撮影者が選ぶこともできますし、カメラの自動選択に任せることもできます。

どのようにフォーカスポイントを選ぶのかを設定するのが、測距エリアモードになります。

ちなみに測距エリアモードはAFエリアモードやフォーカスエリアモードとも呼ばれています。

※使用カメラはEOS 5D MarkIVです

スポット1点(任意選択)

通常の1点AFより狭いポイントにピントを合わせます。遠近競合でピントが合いにくいときに有効。61点から1点を任意で選択できます。

 

スポット1点(任意選択)

1点(任意選択)

61点から任意で選択した1点のみでピントを合わせるときに有効です。

 

1点(任意選択)

領域拡大(任意選択)

任意に選択した1点と、それに隣接する上下左右4点のAFフレームでピントを合わせます。

1点では追従が難しい動体に有効です。

 

領域拡大(任意選択)

領域拡大(任意選択周囲)

任意に選択した1点と周辺8点のAFフレームでピントを合わせます。

任意選択よりも広い範囲で被写体を追従します。

領域拡大(任意選択周囲)

ゾーン(ゾーン任意選択)

61点のAFフレームを9つの測距ゾーンに分けてピントを合わせます。

ゾーン内のAFフレームを使った自動選択AFで、領域拡大AFでも追従が難しい、動きの速い被写体に有効です。

 

ゾーン(ゾーン任意選択)

ラージゾーン(ゾーン任意選択)

AFエリアを大きく3分割する、ラージゾーンAF。

構図優先と被写体捕捉をバランスよく行えます。 

ラージゾーン(ゾーン任意選択)

自動選択

ワンショットAFでは、AFエリアとピントの合ったAFフレームを表示。

AIサーボAFでは、AFを開始するAFフレームを表示できます。 

 

自動選択

 

AFモード

次にAFモードについてお話します。

AFモードには

  • ONE SHOT : ワンショットAF
  • AI SERVO : AIサーボAF
  • AI FOCUS : AIフォーカスAF

というものがあります。

それでは細かく見ていきましょう!

※P/Tv/Av/M/Bの撮影モードでは、<AF-ON> ボタンでもAFを行うことができます。

ONE SHOT : 止まっている被写体を撮る

止まっている被写体を撮るのに便です。

シャッターボタンを半押しすると1回だけピント合わせを行います。

被写体にピントが合うと、ピント合わせを行ったAF フレームが表示され、ファインダー内に合焦マーク[●]が点灯します。

評価測光のときは、ピントが合うと同時に露出値が決まります。

シャッターボタンを半押ししている間、ピントが固定され、構図を変えて撮影することができます。(AFロック)

※ピントが合わないとファインダー内の合焦マーク[●] と AF作動表示 が点滅します。このときはシャッターボタンを全押ししても撮影できません。構図を変えて再度ピント合わせを行ってください。

※メニュー設定で[電子音]を[切]に設定すると、ピントが合ったときに、合焦音が鳴らないようになります。

AIサーボAF : 動いている被写体を撮る

撮影距離がたえず変化する(動いている)被写体の撮影に便利です。

シャッターボタンを半押ししている間、被写体にピントを合わせ続けます。

露出は撮影の瞬間に決まります。

測距エリア選択モードが、61 点自動選択のときは、初めに任意選択したAFフレームで被写体を捉えます。

被写体が任意選択したAFフレームから外れても、エリアAFフレームで被写体を捉えていれば、継続してピント合わせが行われます。

※[AIサーボAF]では、ピントが合っても電子音は鳴りません。また、ファインダー内の合焦マーク[●]も点灯しません。

AIフォーカスAF : AFモードを自動的に切り換える

被写体の状態に応じて、カメラがAFモードを自動的に[ワンショットAF]から[AIサーボAF]へと切り換えます。

たとえば、[ワンショットAF]で被写体にピントを合わせたあと、被写体が連続して移動を始めると、その移動をカメラが検知して自動的に[AIサーボAF]に切り換わり、被写体の動きに追従してピントを合わせ続けます。

※[AIフォーカスAF]のサーボ状態でピントが合うと、合焦音が小さく鳴ります。ただし、ファインダー内の合焦マーク[●]は点灯しません。なお、この状態のときは、フォーカスロック撮影はできません。 

 

以上がAFモードになります。

 

オススメの測距エリアモードとAFモード

意図した写真を撮るには測距エリアモードとAFモードをうまく組み合わせて使います。

ただ、これだけ測距エリアモードとAFモードがあるとどれを選んだらいいのか迷うと思います。

なのでDのオススメする組み合わせをお伝えしたいと思います!!

 

ONE SHOTとスポット1点(任意選択)

この組み合わせはどんなシーンでも万能に使える組み合わせだと思っています。

Dの写真のほとんどはこの組み合わせで撮影しています。

 

スポット1点を使うことによって自分が狙った場所に正確にピントを合わせることができます

狙った場所にピントを合わせられると意図したボケを作ることができます。
 

ONE SHOTとスポット1点(任意選択)
Canon EOS 5D Mark II+EF70-200mm F2.8L IS II USM・185mm・1/125秒・F3.5・ISO100

 

ONE SHOTとスポット1点(任意選択)
Canon EOS 5D Mark IV+EF24-70mm F2.8L II USM・70mm・1/160秒・F5.6・ISO800

 

AIサーボAFと領域拡大(任意選択周囲)

この組み合わせは動いている被写体に対して効果を発揮します!!

たとえば、スポーツであったり動き回るペットであったりと様々なシーンで使え、ONE SHOTとスポット1点では被写体を追うのが難しくてもAIサーボAFと領域拡大を使えば簡単に被写体を追うことができます!
 

AIサーボAFと領域拡大(任意選択周囲)
Canon EOS 7D Mark II+EF70-200mm F2.8L IS II USM・110mm・1/125秒・F3.2・ISO200

 

AIサーボAFと領域拡大(任意選択周囲)
Canon EOS 7D Mark II+EF16-35mm F4L IS USM・33mm・1/80秒・F4.0・ISO3200

 

AIサーボAFとゾーンまたはラージゾーン(ゾーン任意選択)

この組み合わせはより激しく動く被写体の撮影に便利です!

AIサーボAFと領域拡大でもまかなえない時に使用しています。

 

AIサーボAFとゾーンまたはラージゾーン(ゾーン任意選択)
Canon EOS 5D Mark IV+EF70-200mm F2.8L IS II USM・190mm・1/250秒・F2.8・ISO200

 

AIサーボAFとゾーンまたはラージゾーン(ゾーン任意選択)
Canon EOS 7D+EF70-200mm F2.8L IS II USM・200mm・1/60秒・F8.0・ISO100
一部ぼかしを入れています

 

親指AF

通常カメラを買った状態だとシャッターボタンを半押しにして、ピントを合わせてからシャッターを切ります。

これだと動いている被写体を撮るときにどうしても思い通りの撮影ができなくなってしまいます。

そこでカメラの背面にあるAF-ONを押せばピントが合わせられるようにカスタマイズします。

そうすることによってAF-ONでピントを合わせシャッターボタンはシャッタを切るだけという風に機能を分けることができます。

これで動いている被写体でも構図を意識して撮影できるようになります。

詳しい設定の仕方はこちらのサイトを参考にしてやってみてください。
野鳥の撮りかた12 野鳥撮影には、絶対的に便利な親指AFを使いましょう

 

ちなみにDの場合はONE SHOT+スポット1点 → シャッターボタンを半押しでピントを合わせそのままシャッターボタンを押す。通常通りの設定です。

 

AIサーボAF+領域拡大 → AF-ONにピント合わせを割り当て押しっぱなしにして被写体を追い続ける、または置きピン※し意図したところでシャッターボタンを押す設定にしています。

 

AIサーボAF+ラージゾーン → AEボタン(*)にピント合わせを割り当て押しっぱなしにして被写体を追い続ける、または置きピンし意図したところでシャッターボタンを押す設定にしています。

 

上記のAIサーボAFをボタンに割り当てることによってファインダーを覗きながらでも瞬時に切り替えることができます。

これによって動体の撮影が咄嗟の場合でも瞬時に対応することができます!

※置きピンとは事前にピントを合わせておき、そこに被写体がきたら撮影するという手法です。

 

使ってはいけない自動選択

自動選択モードは自分でピントを合わせることができません。

なので自分がイメージしている写真が撮れなくなってしまいます。

撮影モードもオートにしていると測距エリアモードは自動選択しか選ぶことができないので必ず撮影モードはP/Tv/Av/M/Bのどれかを使うようにしましょう。

撮影モード設定についてはこちらをご覧ください。

合わせて読みたい


 

イメージ通り写真が撮れる測距エリアモードとAFモードの設定まとめ

測距エリアモードとAFモードについて紹介してきました。

AFモードは以下のモードから選択しましょう。

  • スポット1点(任意選択)
  • 1点(任意選択)
  • 領域拡大(任意選択)
  • 領域拡大(任意選択周囲)
  • ゾーン(ゾーン任意選択)
  • ラージゾーン(ゾーン任意選択)

そして止まっている被写体がメインならONESHOT。

動いている被写体ならAIサーボAFにするという様に被写体に合わせて測距エリアモードを選択する。

特にONE SHOTとスポット1点(任意選択) の組み合わせは使い勝手が非常に良いのでオススメです。

AFモードと測距エリアモード、どちらも使いこなすことができれば自分のイメージ通りの写真を撮ることができるようになります。

親指AFもAIサーボAFを割り当てないといけないということではないのでこの記事を参考にして色々試し、自分に合った組み合わせを探してみましょう!!

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