写真で水の表現をするのは難しくないですか?
キレイな水の流れが撮れない・・・止まった水しぶきが撮りたいのに流れてしまう・・・そう悩んでいる方に必見です!
水の流れはシャッタースピードを変えれば簡単に撮影できるようになります。
シャッタースピードを操り美しく時に激しい水の動きを撮影しましょう!
スローシャッターの基本についてはこちらの記事をご覧下さい。
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水の流れを表現する
水と言っても色々ありますよね!
海の水だったり、川の水だったり、滝もそうですよね。
シャッタースピードを遅くすると水の動きは滑らかになり、水の動きや肉眼では捉えられないような水の重なりや見たことない新たな表情が見えてくると思います。
目安は1/20秒~1秒くらいで撮影します。
ではらにシャッタースピードを遅くします。
遅くすれば遅くするほど水の流れはどんどん滑らかになっていきます。
そうすることにより海や湖などの波を消して水面をフラットに撮影することも可能です。
10秒~60秒の長さで撮影することで静けさなどの表現ができるようになります。
今度は逆にシャッタースピードを速くしてみます。
そうすると水一滴一滴を写すことができ迫力のある表現ができます。
特にブロックに激しく打ちつける波や、水量も多く激しい流れの川など勢いのある場面に効果的でです。
目安としては1/500秒以上の速さで撮るのが良いでしょう。
スローシャッターで水の撮影するためには
水の流れを撮影するのに必要な道具や方法を紹介します。
三脚
三脚はスローシャッターで撮影する場合、必須アイテムになります。
ブレていない写真を撮るために三脚を使いましょう!
NDフィルター
NDフィルターをレンズに付けることによってシャッタースピードを遅くすることができます。
明るい場所で長時間露光撮影するには必須になってきます。
PLフィルター
水面のキラキラと反射した光を抑えることができます。
自分の撮りたい写真のイメージに合わせて使用するのかを判断しましょう。
ISO感度を減感させる
ISO感度はできるだけ一番小さい数字にしましょう。
感度を上げてしまうとその分シャッタースピードも速くなるので注意してください。
絞る
F値を絞ることでシャッタースピードを遅くします。
明け方や・夕暮れに撮影する
周囲が暗いため必然的にスローシャッターになります。
周りが暗くてもスローシャッターを使えば明るく撮影することができます。
水の撮り方のまとめ
スローシャッターを使えば、水の様々な表情を捉えることができます。
滑らかな線のように写したり、動きのある写真にしたりと撮影者次第で全く違った表現ができるようになります。
正直なところ三脚やフィルターを持っていなくても撮影できます。カメラを地面に置いたり、橋の欄干にセットしたりその場にあるものを工夫して撮影すればいいのです。
逆に高速シャッターを使えば水の動きを止めることができます。一瞬を切取り迫力のある写真が撮れるでしょう!!
ぜひ色々な水の動きの撮影にチャレンジしてみてください!!