After Effectsのシェイプレイヤーだけで作るシャッターを切るトランジションの作り方です。
エフェクトやプラグインを使わず簡単にできます。
動画で写真を表示させる前に使うと効果的!!
シャッターの効果音を入れるとさらによく見えます!
シャッターを切るトランジションの作り方
シャッターを切るトランジションを作っていきます。
Dは英語版のAfter Effectsを使用していますが、日本語版と配置などは変わらないので日本語版でも問題なく作ることが出来ます!
三角形のシェイプレイヤーを作る
シャッターを切るトランジションを作るにはまず三角形のシェイプレイヤーを作ります。
そのために、コンポジションを作ります。
設定は作りたい動画のサイズにします。
コンポジションパネルかタイムラインパネルで右クリックをして「新規」➡「シェイプレイヤー」を選択します。
次に追加➡多角形を選択。
多角形パス1を開いて頂点の数を「3」にします。
次に追加から塗りと線を選択します。
色は何でもいいと思いますが、ここでは塗りを黒に、線を白にします。
これで三角形のできあがり!!
制作のポイント
シェイプレイヤーをドラッグして作ってもいいですが、右クリックから新規作成しないとあとで動かすときに大変な目にあうので注意!!
シャッターの形にする
三角形ができたら、これを複製して六角形にします。
シェイプレイヤーの多角形パス1の中にある「位置」のY軸を「102」にしてアンカーポイントを三角形の頂点にもってきます。
追加からリピーターを選択。
そうすると三角形が増えるのでリピーター1を開きコピー数を「6」にします。
三角形が6個になりました。
次に、トランスフォーム:リピーター1を開き位置のX軸の数値を「0」にします。
そして回転を60度にします。
これで三角形が六角形になりまいした。
シェイプレイヤーのトランスフォームを開き、スケールを大きくします。
ここでもし頂点が重なっていなければ、多角形パス1の位置のY軸の数値を動かして微調整しましょう!
シャッターの動きをつける
このままではただの六角形なので動きをつけていきます。
シャッターの動きをつけるには、トランスフォーム:リピーター1のアンカーポイントを動かします。
アンカーポイントのX軸を動かすと六角形がスライドして中心が空くような動きをします。
しかしこれだけだと最初に作った三角形を軸に動くので、画面の中心からズレてしまいます。
六角形の穴が画面の中心にきて欲しいので、シェイプレイヤーにあるトランスフォームを開きアンカーポイントのX軸をリピーター1の同じ数字にします。
こうすることで穴の中心を画面の中央にあるまま動かすことができます。
このままリピーター1とトランスフォームのアンカーポイントにキーフレームを打てばシャッターの動きになるのですが、このままだと工程が多くなり非効率なので、動きが連動するようにします。
まずリピーター1とトランスフォームのアンカーポイントのX軸の数値を「0」に戻して、リピータ1のアンカーポイントの右側にあるプロパティピックウィップをトランスフォームのアンカーポイントにドラッグアンドドロップします。
リピーター1のアンカーポイントの数値が赤くなれば成功です。
アンカーポイント同士を紐づけることで一緒に動いてくれるので、トランスフォームのアンカーポイントのX軸を任意のタイミングでキーフレームを打ちシャッターの動きにしていきます。
これでシャッターを切るトランジションの完成です!
シャッターを切るトランジションのまとめ
シャッターを切るトランジションは慣れると簡単に作ることができます。
また、書き出しておけば素材としてすぐに使うこともできます。
シャッター音と一緒に使うことで効果的な視覚効果として使えるので、写真を動画に組み込む場合はぜひ使ってみてください。
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